フリーター・ニートのための就職支援講座

フリーター問題

 

 

フリーター問題が注目されるようになってもうかなりの時間が経ちましたが、ほんの数年前まではフリーター問題は、単なる若者のライフスタイルの変化や働く意識のズレなどとされ、踏み込んだ失業問題として扱われてきませんでした。しかし、この流れを大きく変えたのが若者の働きたくても働けないという現実です。

 

多くのマスコミも、フリーター問題を社会の構造的背景から踏み込んで報道するようになりました。もっとも、近年は若者が有名大学を出るなどして努力しても、なかなかやりたい仕事にめぐり合える機会が少なくなり、働く意欲を失って次の就職活動さえしないいわゆる「ニート」と呼ばれる若者が増えてきたことに注目がいっています。

 

 

ひと昔前の「優秀な成績と勤勉な出席状況が良い就職環境に結びつく」というルールは、もはや崩れさったといっても過言ではないと思います。しかし、このように就職状況が変わったことは、学校教育での良い学習への動機付けという基礎的な部分を揺るがしかねない事態にしています。保護者が自分の子供のフリーター志望を許容していれば、学校は積極的に進路指導ができないといったこともあるようです。

 

 

昔は「将来の夢は何?」と聞かれて目を輝かせていた子供たちがたくさんいましたが、こうしたフリーター化の流れは、失業者を増やし税制面、医療・年金面、少子化などに大きく影響を及ぼし、社会全体の構造を歪めかねません。また、学校教育そのものを崩壊させる危険性もあるのです。

 

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